March 06, 2019

人形劇「うれしたのし」とフィドラー、ジョン・グリック来日!

 今月、神戸と鎌倉/横須賀で娘・ゆい子の「grassroots」が主宰する妻・由利子との人形劇「うれしたのし」のシェイムレス セルフプロモーションです。 春です!ぜひ童心に帰って……、またはお子様、お孫さん連れでお楽しみいただければ幸いです。

 また、5月の後半には1970~80年代のデル・マッカーリー・バンドやボブ・ペイズリー&サザングラスなどのフィドラーだったトラッドグラス魂の権化のようなジョン・グリックとの関東、中部、関西、沖縄へのツアーを予定しています。各地でお手伝いいただける方やバンドを募集しています。ぜひご協力をお願いします。
 なお、今後このようなプライベートなメールがご不要な方は、お手数ですがお申し出ください。
sab

―――grassroots presents―――
     storytelling vol.6
「うれしたのし」人形劇団
  ~神戸、そして鎌倉/横須賀公演~
■第6回公演:「漁師とおかみさん」
 3ケ月に一度、鎌倉を中心に関東への出張公演をつづける宝塚発のブルー暮らしーな人形劇団「うれしたのし」、6回目になる定例公演です。今回は3月10日の午前に神戸、そして3月21~24日には鎌倉/横須賀公演です! 井上由利子の手作り人形と舞台、世界の名作をアレンジしたオリジナルストーリー、そして夫である三郎のバンジョー音楽をバックにした糸あやつり人形劇です。6作目の今回は、グリム童話の「漁師とおかみさん」を下敷きに、“Fisher's Hornpipe”をテーマソングにアレンジして、上演時間約40分の楽しい物語りがはじまります。
サンプル動画はこちら……。
https://www.instagram.com/fiddle_puppet/

3/10(日)“神戸公演”
●ファヴォリータ
日時:3/10(日) am10:30開場/11:00開演
場所:神戸市垂水区城ヶ山1丁目4-8-2
   (山陽電鉄・滝の茶屋駅から徒歩3分)
tel 078-753-3305
大人\1500
子供\800(baby 無料)
http://www.favorita.jp

3/21(木/祝)~24(日)“鎌倉~横須賀公演”
●POMPON CAKES BLVD.公演
日時:3/21(木/祝) 17:45開場/18:00開演
場所:鎌倉市梶原4-1-5助川ビル101
   (梶原口下車徒歩すぐ)
tel 0467-33-4746
大人\1500(中学生以上)
子供\700(3歳未満無料)
*共にドリンク付
●うみべのえほんやツバメ号 公演
日時:3/23(土) am10:45開場/11:00開演
場所:横須賀市津久井1-24-21
   (津久井駅から徒歩1分)
ツバメ号ひろみさんの手作りおやつも販売♪
tel 046-884-8661
(ツバメ号公演のご予約は直接お店にご連絡ください)
大人\1500(中学生以上)
子供\700(3歳未満無料)
*共にドリンク付
●朝食屋COBAKABA 公演
日時::3/23(土) 17:45開場/18:00開演
場所:鎌倉市小町1-13-15
   (鎌倉駅東口から徒歩3分)
tel 0467-22-6131
大人\1500(中学生以上)
子供\700(3歳未満無料)
*共にドリンク付
●ナンリーショップ 公演
日時:3/24(日) am11:00開演
場所:横須賀市秋谷 久留和漁港
久留和漁港の目の前にあるトレーラーで営む楽しい商店です。美味しいお菓子や飲み物、採りたてお野菜も販売しています。
大人\1000(中学生以上)
子供\500(3歳未満無料)
*こちらの公演は野外となります。
  (雨天の場合は代替会場をお知らせします)

(番外編)
●おうち 公演@稲村ヶ崎
日時:3/21(木/祝) 13:45開場/14:00開演
料金:大人も子供も\500
*詳細はお問い合わせください。なお親子限定のみで受け付けております。

以上、ご予約はこちらから。
https://reserva.be/grassroots
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―――Jon Glik“Fiddlin' Around in Japan”―――
■5月15~26日(日)、東北~沖縄どこでもツアー
 デル・マッカーリーやボブ・ペイズリー、デビッド・グリスマンやフランク・ウェイクフィールドとジェリー・ガルシアのグッドオールドボーイズら、1970~80年代トラッドグラスの超王道バンドとのツアーや数々の録音で活躍したフィドラー、ジョン・グリックが5月15日(水)から26日(日)にかけて、東北から沖縄まで、わたしサブさんとともにツアーする予定です。ライブやワークショップなど、演奏の機会を提案していただけませんか?
 各地のブルーグラッサーとの交流と、ジョンの大好きな日本のいろいろな表情を体験するのが目的です。ジョンのカラダ全体から発散されるホンモノのトラッドグラス魂をぜひ、ひとりでも多くの方に経験していただきたいと企画しました。バンドへの参加やワークショップなど、さまざまなご希望に応じるつもりです。各地の事情に応じて、交通費プラスαで動き回るつもりです。ぜひ、お気軽に、しかし出来るだけ早めに、お声がけください。……よろしくお願いします!

 以上、よろしくお願いします。
sab


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May 08, 2018

2018宝塚ブルーグラスファミリーバンド 関東ツアー

 ……なんて言うか、バンドというよりもファミリーですので、しかも「宝塚」というからには「明るく楽しく美しく」やりたいと思います(あの有名な少女歌劇のように「清く正しく……」は、これまでの行状や性格的に、また出たとこ勝負であるブルーグラスには向かない。ただ、「美しく」はありたい...!?)。
 いずれも小さな会場です。できますれば、お早目のご予約などをいただければ幸いです。
sab
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photo by Yuko Okoso

●rare performances!!
「宝塚ブルーグラスファミリーバンド」

 父・三郎と母・由利子、兄・太郎と妹・ゆい子の――フィドルとバンジョー、マンドリンとベース(ときおりギター)――、宝塚BGファミリーバンドに予定調和の気はありません。家族という最小ユニットでの即興音楽、目を見て、息を感じて自然に音を出す、暖かくもホノボノとした……、またときにはトゲトゲしい相克の……、「音」の気配を楽しんでみませんか?

【2018 TBGFB “Music in the Air” tour】
●5月10日 木曜日
会場:銀座・ロッキートップ(03-3571-1955)
  (東京都中央区銀座7-8-19 東京ビル3F)
7時半開演(3 sets)、BC¥3,000-
http://www.liverocky.com/
●5月12日 土曜日
「マンモスハローキャンプ」
会場:PICA富士西湖(予約参加のみ)
http://www.mammothschool.com/2018/02/hellocamp-2018-official-site/
●5月13日 日曜日
「清里ブルーグラス・リビング」
17:30オープン 18:00スタート
会場:清泉寮内キャンプ場メインホール
  (山梨県北杜市高根町清里3545)
一般1500円(ドリンク別) 、学生1000円(ドリンク別) ※要学生証提示、中学生以下無料
当日はソフトドリンクのみ販売致します。飲食物は各自お持ち込み頂いて結構ですが、スムーズな運営のためゴミの分別にご協力ください(※アルコール類のお持ち込みも可能です。くれぐれも飲酒運転をすることが無いようお願いいたします)。
出演:宝塚ブルーグラスファミリーバンド
   O.A ユタカ&ヨーヘイ
主催/お問い合わせ:
   岩下マンドリンズ&ギターズ(080-5422-3377)、iwashita.mandolins@gmail.com
https://www.facebook.com/yutaka.iwashita.3
●5月14日 月曜日
会場:大船「和・豊田」(小料理屋さん)
18:30開場 / 19:30開演
ライヴチャージ¥3,000-
飲み物/食べ物 各¥500-
ご予約<和・豊田> 0467-46-1140
JR大船駅から徒歩約5分
https://twitter.com/wa_toyoda


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September 21, 2014

10月13日、チチ松村の「乙女バンジョー祭り #2」

10月12日発、「乙女バンジョー祭り」緊急情報
ご予約いただいた方、出演者のみなさん、……来てしまいました!台風19号。JR全線が明日16時から運休ということとなり、会場の大阪大学/京阪電車の協議で、明日のアートエリアB1での「第二回 乙女バンジョー祭り」は中止、延期となりました。……が、せっかく楽しみにしていたものを簡単にはあきらめませんヨ。沖縄から来てる人や、アメリカのドキュメント映画クルーも来るらしいし……!?

そこで打ち上げ会場としていた「たこやきマーガレット」の協力で、開始時間を早めて13:30から2、3時間ほど、縮小版・参加できる人だけの「第2.1回 チチ松村の乙女バンジョー祭り」を開きます。PAなしの生音ライブですし、現在のところ参加できるバンドも未定ですが、チチ松村さんとともに風雲急を告げる中、思いっきり、できる範囲で楽しみたいと思います。

おそらく本格的な台風は夜からと思われます。ご予約いただいた方、出演者のみなさん、帰りの足の確保は自己責任にて、ぜひご参加ください。

「第2.1回 チチ松村の乙女バンジョー祭り」
●開演:13:30~
●会場:たこ焼き「マーガレット」大阪市北区菅栄町1-3 マーガレット(06-6809-1806)
http://yaplog.jp/nakazaki/
最寄駅:地下鉄・堺筋線と地下鉄・谷町線の天神橋筋6丁目駅から600m、徒歩8分。なおマーガレットから阪急梅田駅までは徒歩20分

以上、ご質問、お問い合わせはサブさんまで、よろしくお願いします。
fiddleandbanjo@nifty.com、0797-85-8384(明日午前10時まで)
fiddle1218@docomo.ne.jp(明日午前10時以降)

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チチ松村の「第二回 乙女バンジョー祭り
          ~a banjo on her knee...」
 世界一!?のバンジョーファン、チチ松村が案内する
 目くるめくトーンに溢れた、楽しいバンジョーワールド!

●2014年10月13日(祝)午後3時~6時、前\2,000-(学生\500-)定員70名
(午後1時~3時はウォームアップジャム&ワークショップ、もちろん女性以外、初心者も大歓迎だよ!)
●場所:大阪市北区中之島 1-1-1 「アートエリア B-1」
 http://artarea-b1.jp/(京阪電車「なにわ橋駅」地下1階)
●ホスト:チチ松村(バンジョーウクレレ)
   サブさん(月刊「ムーンシャイナー」編集長)
●出演:バンジョーアイ(沖縄シンガーソングライター)、かねだ たつこ(プレクトラム/ジャズ)、佐々木由紀withバスコ&ヘジャ(クロウハンマー/オールドタイム)、スライスチーズ(エンタメ系ブルーグラス)、ブルーナイツ(神戸大学ブルーグラス)、そのほか女性バンジョーピッカーの皆さん!!
(問、ご予約) サリーアン fiddleandbanjo@nifty.com
     http://fiddleandbanjo.way-nifty.com/bg/

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(絵、1893年、メアリー・カサット作)

19世紀後半、米国北部の良家の子女らからバンジョーが世界に広まったとはいえ、21世紀の今なお存在自体が貴重で愛おしい「バンジョー女子」。なぜ、乙女たちはバンジョーを手にするのか?
......その謎に迫りたい、と、チチ松村の根堀り葉掘りインタヴューに加えて様々なバンジョースタイルをライブにてお楽しみいただけます。

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(1913年、クライストチャーチ・レディーズバンジョーバンド)

口上:月刊ブルーグラスジャーナル『ムーンシャイナー』誌、チチ松村のコラム「祝・バンジョー祭り」連載100回を記念して昨年からはじまった「乙女バンジョー祭り」の第二回目。今回は、関西を中心に4弦バンジョーでプロ活動をつづける「かねだ たつこ」さんや沖縄で5弦バンジョーを手に今年3月『唄の島』でCDデビューしたシンガーソングライター「banjo ai」さん、関西のオールドタイム/クロウハンマースタイルのトップアーティスト「佐々木由紀」さんやブルーグラススタイルの「黒田まりよ」さんを中心に楽しいエンタメを聞かせ見せるスライスチーズ、そして現役神戸大学のバンジョーピッキンガール「大久保里穂」さんの在籍するブルーナイツなどのほか、さまざまなスタイルの女性バンジョーピッカーを「チチ松村」が紹介するコンサートです。3時からの開演前、1時から女性やバンジョーに限らずどなたでも参加できるウォームアップジャムやワークショップもあります。

10月のイベント、こちらもよろしく。
●Taro & Jordan
最新第2弾アルバム『shoshin』を抱えて、10月10日から全国ツアー
動画や詳細は以下へ
http://www.ann-grassroots.com
(問)info@ann-grassroots.com

●宝塚 秋のブルーグラス フェス
10月25日 15時頃~
10月26日昼頃まで、参加費\2500-(大部屋無料開放)
山の中で、一晩中、弾いていたい! (寒けりゃ室内で)ゆっくり、のんびり、タップリと過ごしませんか?
(問)B,.O.M.サービス 0797-87-0561
info@bomserv.com

そのほか、ジョン・ショールやジェリーダグラスの来日、広島・しまなみ海道大浜PAフェスや岐阜・多治見フェス、愛媛・朝倉フェスなど音楽の秋イベントたけなわ情報は、月刊ブルーグラスジャーナル『ムーンシャイナー』誌にて
http://www.bomserv.com/MoonShiner/

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November 02, 2012

「ブルーグラス45」結成45周年記念ジャパンツアー2012

 45年前の1967年、神戸のコーヒーハウス『ロストシティ』で結成された「ブルーグラス45」が、在米メンバー、大塚章のアルバム『First Tear』発表と今年2月の米国シアトル郊外「ウィンターグラス」出演を機に、16年ぶりにオリジナルメンバー6人が揃ってのツアー「結成45周年記念ジャパンツアー」を、神戸/神奈川・藤沢/東京/名古屋/大阪/宝塚/愛媛・今治/高知の全国8ヶ所で行います。
 すでに、16日の神戸と23日の宝塚は売り切れ(14日に神戸で追加・前々夜祭公演を企画しました)、そして18日の東京・ロッキートップも完売とのことです。関東方面の方は17日の藤沢(会場の都合で事前予約のみです。予約=\3,000-=はjpbkim@yahoo.co.jpにて受付中!!)を、ぜひよろしくお願いします。

 以下、全国の公演詳細のほか、今秋、読売新聞に連載された「ブルーグラス45物語」などを紹介します。
 また、東京でマンドリンで頑張っている息子タローもギタリストのジョーダン・マコンネルとのCDを発表(http://www.jahmando.com から、できれば直接買ってあげてね!)、盛岡から沖縄まで、全国ツアーを来年1月に予定しています。すごくスリリングでエキサイティングな、すばらしいマンドリンとギターのユニットです。娘ゆい子の「Ann-Grassroots」がプロモートします。彼らのフライヤーも掲載しますので、なにとぞよろしくお願いします!!
●Taro & Jordan Live!
http://youtu.be/TcCk0h5OClQ

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「ブルーグラス45」結成45周年記念ジャパンツアー公演詳細
★神戸 11月14日(水) 開場19:00、開演19:30
追加公演(前々夜祭)
入場料: 前売\2,500 学生\1,000 予約必須
会場:神戸元町シルクロード
神戸市中央区北長狭通5丁目1-13
予約:シルクロード 078-371-6747 jakajakabluegrass@yahoo.co.jp
★神戸 11月16日(金) Sold Out
「ジャカジャカブルーグラス・スペシャル」
会場:ロッコーマン4Fホール
★藤沢 11月17日(土) 開場18:30、開演19:00
会場:藤沢労働会館ホール
(藤沢市本町1-12-17 0466-26-7811
会費:\3,000-(当日券販売なし、要予約)
主催:神奈川県アメリカ民謡研究会
お問合せ:Jプロジェクトバンド、木村
jpbkim@yahoo.co.jp、ブログ:http://music.ap.teacup.com/bluegrass45/
★東京 11月18日(日) Sold Out
会場:銀座ロッキートップ
(東京都中央区銀座7-8-19 東京ビル3F)
★名古屋 11月19日(月) 開場18:00、開演19:00
会場:名古屋リトルビレッジ (052-732-7210)
入場料:一般\3,500-、学生\1,500-(ドリンク別)
お問合せ/予約:リトルビレッジ または 安川直樹
(0584-45-2176、naoworks@h2.dion.ne.jp
★大阪 11月22日(木) 開場18:30、開演19:30
会場:難波千日前・アナザードリーム
(06-6211-5759、http://www.an-dream.com
入場料:前売\3,000-当日\3,500-、学生\1,500-(ともにドリンク\500-)
お問合せ:B.O.M.サービス
(0797-87-0561、info@bomserv.com
★宝塚 11月23日(金・祝日) Sold Out
「この街が一番コンサート」にゲスト出演
会場:宝塚市立西公民館 先着150名全席指定席。
★今治 11月24日(土) 開場:18:30、開演:19:00
会場:朝倉公民館3F大ホール
(今治市朝倉北甲397)
入場料:前売り\2,000-当日\3,000-
主催:朝倉ブルーグラスクラブ
お問合せ/予約:iwa.oyavin@blue.ocn.ne.jp 岩崎
★高知 11月25日(日) 開場17:00、開演17:30(予定)
「World Music Night Vol.11 ~世界の音楽と料理を楽しむ夕べ~」
会場:高知市文化プラザかるぽーと3階ガレリア
入場料:前売り\2,000-当日\2,500-(フード・ドリンク別
主催:国際的な音楽交流を中心に高知を楽しくするプロジェクト
お問合せ/予約:高知市文化振興事業団(088-883-5071)
(以上、学生割引に関して、会場によって立ち見となる場合もありますのでご了承ください)

■ブルーグラス45
ジョッシュ大塚(ギター)、渡辺敏雄(ベース)、廖学誠(フィドル)、李健華(ギター)、大塚 章(マンドリン)、渡辺三郎(バンジョー)

 米国ラウンダーレコードが計画する「パイオニア・オブ・ニューグラス」のひとつに選ばれたほか、1970年代以降のニューグラス・ムーブメントのリーダーと目されるサム・ブッシュは、「……米国ブルーグラス界は衝撃を受けた。日本からやって来た若いブルーグラス45は、“我々の”音楽だったブルーグラスを真にインターナショナルにしたあたらしい音楽をクリエイトしていた。45がトラディショナル・ブルーグラスを熟知していたのは明らかだったけれど、彼らがデイブ・ブルーベックの“Take 5”を演奏したとき、その音楽は永遠に変わったのだ」とコメントを寄せる伝説のバンド。

●今年9月22日から24日にかけて、読売新聞に連載された「ブルーグラス45物語」です。
上「学生運動に背 ライブへ」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/feature/kobe1348323884660_02/news/20120922-OYT8T01068.htm
中「帰国後 別々の道歩む」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/feature/kobe1348323884660_02/news/20120924-OYT8T01603.htm
下「震災経験機に再結成」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/feature/kobe1348323884660_02/news/20120925-OYT8T01698.htm

■ブルーグラス45の歴史
●1967年、NYのフォーククラブを模した神戸元町のコーヒーショップ「ロストシティ」で結成された6人組のブルーグラス・バンド、ブルーグラス45。神戸メリケン波止場を往来する船員や米兵に人気を博し、さまざまな音楽をブルーグラス・スタイルで演奏、のちにジャンルを越えたエンターテイメントで関西のフォーク/ロック・シーンを含めた幅広い人気を得る。1970年、自費制作アルバム『Run Mountain』発表。
●1971年6月から9月まで、米国東部/南部とカナダをツアー。日本人バンドとしてはじめてのグランド・オール・オープリ出演やマール・ハガード、ロレッタ・リンらの大規模カントリーパッケージショー、そして当時ようやくはじまったブルーグラス・フェスなどでセンセーションを巻き起こし、米レベル社からLPアルバム2枚『Bluegrass 45』、『Caravan』を録音/発売して帰国後解散。
●1996年、阪神大震災を機に、仲間のすばらしさと絆の大切さ、復興を胸に解散25年を記念してリユニオン。日本ツアーとIBMAワールド・オブ・ブルーグラスほか、ライマン公会堂やバーチメアなど米国ツアーを行う。ライブCDアルバム『Once Again from Kobe』、ビデオ作品『That's the Time』を発表。
●2006年、米国最古/最長のブルーグラス・フェス、「ビル・モンロー記念ビーンブロッサム・フェス」の40周年記念に招かれ渡米、インディアナ州の同フェスとケンタッキー州のIBMM(国際ブルーグラス音楽博物館)のフェス「ROMP」などをツアー。
●2012年、米国西海岸最大のインドアフェス「ウィンターグラス」に招かれて渡米。11月、16年ぶりにオリジナルメンバー6人が揃っての全国ツアーに臨む。

TARO & JORDAN Japan Tour 2013!
マンドリンとギターだけで、このグルーヴと高揚感を醸し出すとは恐れ入った。
アクースティックミュージックの究極の形に、身も心もスカッとする。
二人の若きツボ師に乾杯!---チチ松村
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http://www.ann-grassroots.com
info@ann-grassroots.com
http://youtu.be/TcCk0h5OClQ

井上太郎/Taro Inoue
フラットマンドリン奏者。ブルーグラスをルーツに持ちながら、ロック、ポップス、即興演奏など活動の範囲は幅広い。アメリカ、カナダ、日本の俊英が集まったPacific Rim Acoustic All-Stars(環太平洋生音楽団)のメンバー。David Bromberg東京公演では本人から直々に共演依頼の指名が来るなど、その名は世界でも評価が高い。ジブリ美術館主催の三鷹の森フェスティバル2012では井上太郎xKAI feat. 植村花菜でメインアクトを務めた。ハンバートハンバートのレコーディング、ライブのサポートや、草月流の竹中麗湖とのコラボレーション、いとうせいこう+柳生真吾のプランツウォークの音楽担当など幅広く活動。(http://www.jahmando.com
ジョーダン・マコンネル/Jordan McConnell
カナダ最高の音楽賞であるジュノ・アワードを受賞、米国のグラミー賞にもノミネート経験があるアイリッシュ/オールドタイム・オルタナ・バンド、The Duhks(ザ・ダックス)のギタリストとして活躍中。フィドラーのケイシー・ドリーセン(米)とともにPacific Rim Acoustic All-Starsのメンバー。アイリッシュビートの天才ギタリストにしてThe Avett Brothersも愛用する人気のギター製作家でもある。(http://www.mcconnellguitars.com/)

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October 05, 2012

フェアウェル・ドリフターズ(Farewell Drifters)来日!!

2012年10月6日土曜日
The Farewell Drifters & Japanese Friends
出演:The Farewell Drifters/東京音楽大学ルーツミュージック研究会/harmoni
開演: 4:30pm
場所: 東京音楽大学 A館A100 (http://www.tokyo-ondai.ac.jp/)
無料イベント(*要予約!120名限定)
予約&問い合わせ先:info@ann-grassroots.com
主催: 東京音楽大学RMECC  企画:Ann-grassroots
web-site:http://www.ann-grassroots.com
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Ann口上:The Farewell Driftersの初来日に際し、東京音楽大学での生ライブとQ&Aセッションという貴重なイベントが無料で開催されます!東京音楽大学でルーツ系音楽を追求しつつクラシックグラスを試みるバンド、自ら作詞作曲を手がけるポップスバンド、そして日本のブルーグラスフェスで活躍の若手ハーモニーデュオのharmoniも迎え、The Farewell Driftersと交流できるまたとないチャンスです。音楽の歴史を持つ東京音楽大学での音楽交流、The Farewell Driftersの演奏を聴きながら彼等の音楽に対する思いを直接聞くことはここでしか体験できません!今回は東京のみのイベントのお知らせですが、お近くにお越しの際は、是非お出かけ下さい。尚、今回無料イベントとなっておりますが、東京音楽大学教室内でのイベントのため、人数に限りがあります。確実に入って頂くためには、事前のご予約にご協力よろしくお願い致します。

なお、今回来日の主目的である酒田市との国際交流イベントは以下の通りです。
10月10日(水)山形・酒田市、八幡小学校、一條小学校
10月11日(木)山形・酒田市、「ブルーグラス・コンサート」八幡タウンセンター。\1,000-
10月12日(金)山形・酒田市、鳥海八幡中学校
10月13日(土)山形・酒田市、「国際交流パーティ」八幡タウンセンター。
以上(問)小松原 毅 080-3338-3080

【ムーンシャイナー2012年9月号より】
 ザ・バーズやビーチボーイズを思わせる60年代ウエストコーストのポップな香りをまとった21世紀のあたらしいオルタナ・ブルーグラス、フェアウェル・ドリフターズ(2010年6月号に特集)が山形県酒田市の国際交流の一環として来日、東京では若いブルーグラッサーとの交流会が予定されている。昨年発表の第3作『Echo Boom』はビルボート・ブルーグラスチャート6位をヒット、若いブルーグラス/アメリカーナ・ファンが集まるフェスやライブで人気のイマドキの若者たち、ザック・ベヴィル(g)とジョシュア・ブリット(m)の人生の濃厚な明暗を率直に表現するオリジナルとボーカル、クラレンス・ホワイトを髣髴させるクレイトン・ブリット(g)。

「ビル・モンローよりはペットサウンドに負うところが大きい贅沢で幾重にも重なるポップサウンド」
   ――アメリカン・ソングライター誌
「あふれんばかりの音楽知性」
   ――ノーディプレッション誌
「ビーチ・ボーイズのハーモニーとアヴェット・ブラザーズのエネルギーとで、フェアウェル・ドリフターズは伝染性ブルーグラス系アコースティック音楽のスゲェライブを見せる」 ――エンジン145

Farewelldrifters16_3 2005年秋、ボーリングリーンの西ケンタッキー州立大学で、日本からも5人ほどの研究者が参加した初めてのブルーグラス・シンポジウムが開かれていた、まさにその頃、同大学のキャンパスではフォークやブルーグラスがヒップになりはじめていた、とテネシーとの州境の町ケンタッキー州フランクリン出身のジョッシュ・ブリット(m)は言う。
 「それまではほとんど聴いたことのない音楽だったけど、みんながバンジョーやマンドリンを持ち寄ってキャンパスでジャムがはじまったんだ。古い時代の楽器編成とわれわれが聴いていた今の音楽をミックスしはじめたんだ。学生たちはビル・モンローやセルダム・シーン、ケンタッキー・カーネルズなどの古いレコードを回し聴きしはじめ、リスニング・パーティといって朝の4時まで、クラレンス・ホワイトについて語り明かすんだ。キャンパス新聞も大特集を組んだほどだった。もちろん、誰もマーティンやギブソンなど持ってなくて、ぼくはおじいちゃんが持っていたスプロ(Supro)の古いバンジョーを持ってキャンパスに行ったんだ」。ボーリングリーというサム・ブッシュの生まれ故郷で、ナッシュビルまで、車を飛ばせば1時間ほどという地理環境にあって、21世紀のフツーの若者たちに、ブルーグラスはまったく初耳に等しいものだったという。

 2001年、21世紀のはじまり「オーブラザー現象」と呼ばれ、「あらたなフォーク・リバイバルの再来か!?」とまで言われた同名映画のサントラ盤の大ヒットは、おそらく都会のシニア層からインテリ系若者に広がったのだろうけれど、ケンタッキーやノースカロライナなどの若者に広がるには、たとえばニッケル・クリークら、同世代の言葉で語りかけるメジャーバンドが必要だったのだろう。00年代の半ば、21世紀もしばらくしてからルーツ系音楽がその発祥の地の若者たちに受け入れられるようになったように思われる。オールド・クロウ・メディスン・ショウ(2004年以降発表のアルバム全4枚がビルボード・ブルーグラス・チャート1位獲得)やアヴェット・ブラザーズらが高く評価されはじめたのもオーブラザー現象からしばらく経ったこの頃からだ。

 ブルーグラスを知ったジョッシュ。そして当然のようにクラレンス・ホワイトを聴いて、たちまちヘビメタからD-18に転向、今では超スピードフラットピッキンにメチャクチャにコントロールの効いた絶妙のトーンを産み出す弟クレイトン・ブリット(最近はテレキャスターも多い)とバンドを創ろうと、ナッシュビルのベルモント大学にメンバーをスカウトに行き、ザック・ベヴィル(g)と出会う。
 イリノイ州ピオリアで育ったザックは幼い頃から音楽に魅せられ、7歳でピアノのレッスンを始め、13歳でギターを弾き、少年合唱団で唄っていた。ザックが回想している。「子供の頃、父はいつもビーチ・ボーイズのレコードをかけていたよ。13歳でビートルズを聴き始めて、そこから人生が変わってしまったんだ……」。感性豊かなリードボーカルとソングライティングの才は一聴すれば、分かる。
 自分たちのお気に入りとして名を上げるのは順に、ジョン・ハートフォード、フリート・フォクシーズ、ニック・ドレイク、ザ・バーズ、サイモン&ガーファンクル、CSN&Y、ビーチ・ボーイズ、アンドリュー・バードとラルフ・スタンレー。このバランス感覚のなさ、というか見事さ、これこそが若者のブルーグラス道だ……!?
 ブルーグラスに行き着いた第二世代以降の誰もがそうであったように、それぞれの時代のポップ音楽から、どこか人とは違う筋道を通り、「オルタナ」な選択を繰り返しながら、自分の世界を創っていく。誰もが特別ではないし、特別でもある。特別になっていく理由は、自分が何を、どう表現したいのかという欲求の強弱による、と思う。

 2007年にデビューアルバム『Sweet Summer Breeze』を発表、容貌までもクラレンス・ホワイトに似たジョッシュの弟クレイトン・ブリットのギターに驚かされ、2010年には全米デビュー作となる2枚目『Yellow Tag Mondays』は、度肝を抜く「60年代フォーク・ポップ」ブルーグラス・スタイルでまったくあたらしいスタイルを確立、昨年発表した最近作『Eco Boom』はますますポップな作品だ。
 ザックは言う、「われわれの世代は両親から常に、好きなことをやりなさいといって育てられた。すばらしい自由はあったけれど、われわれ世代の多くはもっと確かな方角を示して欲しかったと思っている」。ジョシュアは付け加えて、「そうなんだ、好きにしなさいと言われたけど、多くの友人たちは、何をどうするのか?って……」と言う。60年代のポップなサウンドに乗せて、かれらはベビーブーマーたちの鍵っ子、つまり今の20~30代に「漠然とした自己実現のアドバイス」を試みようとしている。
 フェアウェル・ドリフターズは明確なバンドのビジョンとサウンドを持って同世代の若者たちに強いメッセージを、時としては宇宙的ジョークをいり混ぜつつ、送っている。しかし最近、長年バンドにいたフィドラー、クリスチャン・セデルマイヤーが抜けた。詳しい状況は分からないが、支持は確実に広がっているものの、ヒットには結びつかないバンドの難しさがあるのかもしれない。

 昨年9月、ともに男の子の親となったザックとジョッシュ(息子の名前には大ファンというディラーズのミッチ・ジェインから名前を取ってコルター・ジェイン・ブリット)、バンドとしての正念場を迎えているのかもしれない。今回、国際交流という公的な来日だが、ぜひ日本の若いブルーグラッサーたちと触れ合おうと、東京で一度だけ非営利の交流パーティが開かれる。今、米国ブルーグラスのある局面の最先端を走る彼らと、元気を交換しよう!
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最新アルバム『Echo Boom』

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August 03, 2011

第40回宝塚ブルーグラス・フェスティバル

 いよいよ明日から、40年目となる『宝塚ブルーグラス・フェスティバル』です。年に一度、懐かしい顔やあたらしい顔に出会える楽しいブルーグラスのお祭りです。今年は全国から120バンドが集まってくれ、また40回記念ということでライブ録音も予定しています。昨年から谷川の横、木陰の多いエリアにステージを移し、日中も過ごしやすくなりました(観覧用の椅子の持込をお勧めします)。また神戸大学ブルーグラス・サークルが「グリル六甲」(金曜17時開店)という模擬店を開いてくれます。人里離れた山の中ですが、誰にも邪魔されず、思う存分ブルーグラス三昧できる環境を用意したつもりです。毎年来られる方も、お久しぶりの方も、ぜひブルーグラスだけの世界をお楽しみください。

【参加ピッカーズ募集】
●ケニー・ベイカー・トリビュート~ビル・モンロー・セレブレーション
7月8日、偉大なブルーグラス・フィドラー、ケニー・ベイカー(85)が他界しました。ブルーグラス・フィドル・スタイルの典型を創ったケニーに捧げるジャムを金曜日のプログラム終了後に行います。またケニー・ベイカー・トリビュートにつづいて、ビル・モンロー生誕100年を記念したジャムに突入します。24:45分ステージに集合!! 奮ってご参加ください。
予定演奏曲目:"Jerusalem Ridge", "Washington County", "Kentucky Waltz", "I'm On My Way Back to the Old Home".
●宝塚あみだジャム・コンテスト
金曜深夜恒例、神戸大学ブルーグラス主催のイベント、今年は学生と社会人の交流や異バンド交流をテーマに、あみだクジで選ばれた即席ジャムバンドによるバンド・コンテストです。参加条件は金曜日18時(クジ引き時間)までに名前と担当楽器を登録(代理可)していることと、現地でバンド練習ののち25時までにステージに来ること。登録は主宰者の神戸大学ブルーグラスサークル部長・槙野 惇(makinokimakinokima@docomo.ne.jp)。初心者もベテランも大歓迎です。知らない人とバンドを組んでのジャム、あなたのブルーグラス人生が広がりますよ!! ……遠慮深い日本人、一歩前へ!!

心配していた台風も近づかないようですし、週末に向かってより良い天気になりそうですよ。木曜夜から、オープニングナイトとして思いっ切りジャム、金曜日はスローな日中ワークショップと7時からのコンサート、土曜はもうイケイケコンサート!?……ブルーグラスだけの世界、心行くまでお楽しみください。(sab)
●第40回宝塚ブルーグラスフェス・フライヤー
http://www.bomserv.com/TBF/summer/TBFes40.pdf
●第40回宝塚ブルーグラスフェス・プログラム
http://www.bomserv.com/TBF/summer/40TBFprogram.pdf
●第40回宝塚フェス携帯用プログラム(協力・ジョッシュ大塚)
http://www.geocities.jp/joshotsuka/tbf/11.html
●主催 ㈱ビーオーエムサービス
http://www.bomserv.com/

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August 15, 2010

バンジョーファン必見!! バンジョー大博覧会

8月もあと半分、恒例の札幌ブルーグラス・フェス(8/21-22)や箱根フェス(8/27-29)のほか、今年は浜松でホットなバンジョーイベントがあるんです。わたしも参加するんですが、皆さんも夏休みにいかがですか? 
うなぎとバンジョーの相性は最高です(もっともトニー・トリシュカは、せっかくの高級うなぎを完食できず、わたしにくれましたが……)!?
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さて、世界的なバンジョーコレクションを持つ浜松市楽器博物館でも7月31日から8月31日まで、特別展『バンジョー大博覧会』が開催されています。そのメインイベントとして8月21日と22日の両日、浜松市楽器博物館周辺でさまざまなイベントが開かれます。
(以下、月刊ブルーグラス専門誌ムーンシャイナー誌8月号より)

 黒人から白人の手へ、瓢箪(ゴード)と棒からウッドリムとネックへ、そしてブラス(真鍮)のテンション・フープとフック(ブラケット)など、植物から材木、そして金属へとバンジョーという楽器、さすが産業革命以降のアメリカで唯一の民俗楽器として発達した楽器は、その背景の人々や生活などとともに歴史を刻んで、われわれの手にやって来た。その過程には、さまざまな風景と物語がある。 そんなバンジョーの誕生から現在までを紹介する1ヶ月にわたる特別展、『バンジョー大博覧会』の期間中、8月21日と22日(土、日)にかけて下記のスペシャル・イベントが開かれる。
●「学生ブルーグラス・ライブ」
8月21日(土)12:00~14:00。博物館内で東北大学と名古屋大学のバンドが生演奏。
●「大人のバンジョー講座」
8月21日(土)14:00~17:00。有田純弘と青木 研による30名限定ワークショップ
●「夏休み子供のバンジョー入門教室」
8月21日(土)14:00~15:30。原さとしによる小学4年生~中学3年生の15名、バンジョー初弾き。
●「バンジョーの響き~その誕生から現在まで」
8月21日(土)18:30~。1960年代はじめからピート・シーガーを通じてバンジョーに興味を持ちバンジョー研究をつづける石川修次さんの講演・演奏。
●「バンジョー大博覧会コンサート」8月22日(日)14:00~17:00。ピーター・バラカンの司会、渡辺三郎の構成で、有田純弘、原さとし、青木 研、福田淳一郎など、日本のスリーフィンガー/プレクトラム/クロウハンマーの各スタイル代表奏者を迎えてのレクチャーコンサート。
●「オールドタイム・バンジョー・ナイト」
8月22日(日)19:00~20:00。バンジョーの原初的な風景を見せるオールドタイム音楽の魅力を紹介するフィドル&バンジョーとクロッグダンスの夜。横濱バンジョー祭りの「バンジョー・コンテスト」優勝者、ジェフリー山田や福田淳一郎に高木「バスコ」光介、マイク斉藤、坂野「ヘジャ」恵子ら。
(問)浜松市楽器博物館:053-451-1128 http://www.gakkihaku.jp/

 読者なら、「バンジョーといえばブルーグラス」と考えるのも無理はない。20世紀後半、アール・スクラッグスが生み出した「ブルーグラス・バンジョー」は、その衝撃的なテクニックと現代性でまたたく間にフォロワーを生み、絶滅寸前だったバンジョーという楽器にふたたびあたらしい命を与え、現在ではベラ・フレックらによってクラシックさえ越えた高みを目指そうとしているのは、事実だから。
 しかし、下記に列挙したわれわれの時代のバンジョー・ヒット曲をみても、一般のリスナーは「ブルーグラス・バンジョー」にではなく、「バンジョーの響き」に感応したのに違いない。
Tom Dooley('58, Kingston Trio)/Ballad of JC('62, Flatt & Scruggs)/ Washington Square('63, Village Stompers)/Foggy Mountain BRD('68, Flatt & Scruggs)/Dueling Banjos('73, Eric Weissberg)/Sinister-Minister('96, Bela Fleck & Flecktones)
 そう、バンジョーの響きって、心に残るんだなぁ、なぜか……!? 「ブルーグラス・バンジョー命」のあなただって、最初に感じたのは、その響きだったんじゃないかな? ……あの音、あの1音に!?
 今月のカバーストーリーは、「バンジョー大博覧会」便乗企画として、バンジョーの響きに込められた歴史から、その魅力/ロマンを探ってみようか……、あの1音を。

■バンジョーと坂本竜馬
 1ヶ月に渡って『バンジョー大博覧会』で特別展示される150点ものバンジョーやその関係資料を通じて、バンジョーがもっとも華々しい活躍をしたのが、偶然にも坂本竜馬(1836~1867)が生きた時代と、ほぼ重なっていることに気付く。
 すなわち、ジョエル・ウォーカー・スウィーニー(1810~1860=8頁写真参照)が、証明されていないものの、ステージでバンジョーを弾いた最初の白人というのも、バンジョーに低音の4弦を加えて5弦バンジョーとしたらしいのも、1830年代の出来事だ。そしてダン・エメットの率いるバージニア・ミンストレルズがニューヨークに進出、ミンストレル・ブームの火をつけたのは1843年のことだという。
 1854年春にはペリー率いる黒船艦隊の旗艦ポーハタン号で開かれた日米通商条約調印の祝賀パーティで演奏されたフィドルとバンジョーの音曲騒ぎを、品川を警備していた楽器好きの竜馬なら耳にしたかもしれない、などと想像してみる。それより先、竜馬と同じ土佐出身のジョン万次郎が、故郷に向かう街道で、「アラバマからバンジョーを膝に、やって来たきにぃ……」とフォスターの歌を高唱しながら歩く姿を想像してみる。
 もちろん、竜馬とバンジョーを直接結び付けるにはかなりの無理があるが、1857年に世界初のバンジョー・コンテストがニューヨークで開かれたとき、竜馬は世界最大の都市のひとつである江戸の千葉道場で剣術試合に明け暮れていたというし、1865年に初めてストロークではないフィンガーによるバンジョー教則本『Banjo Without a Master』(フランク・コンバース著)が出版された年に亀山社中(のちの海援隊)を結成している。それからわずか2年後に竜馬は暗殺されるだが、その頃、バンジョーもあたらしいパーラー音楽の時代へと移行している。
 19世紀の日本とアメリカ、そして竜馬とバンジョー、接点が在りそうで無さそうな、そんな歴史ロマンを感じるではないか? 『バンジョー大博覧会』ではそんな当時の品物が数々出品されるという。そんな実物を目にして、夢を膨らませたいものだ。

■アメリカ産業革命とバンジョー
 バンジョーのルーツは西アフリカ、セネガル/ガンビア地方のジョラ族の民族楽器「アコンティング(Akonting)」だとする説が、現在ではもっとも有力だ。瓜の果実をくりぬき、そこに皮を張って、ネックとなる棒を差し込むという単純なものだが、何よりもその3弦のうち1本がほかの弦よりも短く、ドローン(常に鳴りつづける)の役割を果たすという、現在の5弦バンジョーに通じる特徴がある。  (以下略)
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(ムーンシャイナー8月号は、バンジョーの歴史と現在ブルーグラス・バンジョー・メーカー列伝などバンジョー大特集号です。……定期購読をぜひ!! わたし"sab-san"fiddleandbanjo@nifty.comあてに、8月号=525円=または年間契約=6,000円=をご指定いただければお送りします)


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August 02, 2010

第39回宝塚ブルーグラス・フェスティバル

さて、今週木曜日(2010年8月5日)の夜から、日曜日(8月8日)のお昼ごろまで、第39回宝塚ブルーグラス・フェスがはじまります。
以下、B.O.M.のサイトでプログラムを発表しています。http://www.bomserv.com

39年間、ただただブルーグラスだけの場所をマルチデイで確保することを考えてやってきました。いくら音を出しても文句を言われず、また家に帰る時間の心配なく、思う存分ブルーグラスと仲間に浸ること、それだけがマルチデイ・フェスのキモだと思っています。フェスの中身は、すべて皆さんが創ってきてくれました。

来年は40年という節目を迎えます。日本のブルーグラスも幸い近年、元気な若い人も増えてきましたが、1970年代以来フェスをリードしてきた仲間たちは還暦を迎えつつあります。ハッキリ言って、体力的に「しんどい」という声も聞きます。でも、もうチョイとこの楽しい場所をキープしたいとも思います。
そこで宝塚フェス、長年の懸案でした観客席とステージの日照りから逃げることにしました。今年、フェス・フリークの「じゅんぞう」さんの勧めもあって、ステージを林の中、午前中から涼しい渓流の横に移すことにしました。これまで、そのキャンプサイトを楽しんでおられた方には申し訳ないのですが、ご理解をいただけるよう、お願いします。

今年も全国各地から、韓国からの3バンドを含めて、たくさんのバンドがやって来てくれます。ひとりでも多くのリスナーが、いろんなバンドを楽しんでもらえるように、木々の霊気の中、ミュージシャンが気持ちよく演奏できるように、皆さんのご協力をお願いします!!

金曜日と土曜日には、神戸大学の有志が冷たい飲み物や食事を用意してくれます。何も持ってこなくても、死にません!? 売り上げは神大ブルーグラスの活動費になります!
あ、観戦用の椅子だけはあった方がいいですけど……。

そしてジャム好きの人は、木曜日と金曜日がミソですよ!! 会場は出入り自由ですので、フェス会場から出社するというつわものもいますよ。いっぱい遊びませんか? 楽器を持って、ブラッとおいで下さい!
ただただブルーグラスだけの場所、皆さん、存分に楽しみませんか!?!
sab

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May 19, 2010

まるいがっき:バンジョーにまつわるエトセトラ~原さとし&渡辺三郎

5月26日(水)午後7時、大阪市立近代美術館心斎橋展示室にて
「まるいがっき:バンジョーにまつわるエトセトラ」 トーク&コンサート
(「かたちのちから 高度成長期の美術篇」展関連イベント)

概要:展覧会のキーワード「かたち」にちなんで、ユニークな形の多い弦楽器から、円形(円筒形)の胴を持つバンジョーを取り上げます。ペリーの黒船に乗ってやってきた最初の洋楽器、名前や形は知られていても実際に音を聴く機会の少ないバンジョー。その知られざる起源や日本との関わりについてのお話と生演奏をお楽しみください。

*日時:5月26日(水) 午後7時開演(午後6時30分開場)
*演奏とお話:渡辺三郎、原さとし
*開催場所:大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室 展示室内
*参加費:無料(ただし、観覧料が必要)
*定員:90名 要事前申し込み/応募多数の場合は抽選
*応募方法:
往復はがきかFax(1通につき2名様まで申し込めます)にて参加希望者氏名(2名申込みの場合は代表者氏名)・年齢・住所・電話番号(Faxでお申込みの場合はFax番号も)、参加人数(1名か2名)を明記して、下記の宛先にお申し込みください。
〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-14-16 WTCビル17階
FAX: 06-6615-0699
大阪市立近代美術館建設準備室バンジョーコンサート係

主催:大阪市立近代美術館建設準備室・(財)大阪市博物館協会
企画:特定非営利活動法人 大阪アーツアポリア
◇問い合わせ Tel 06-4301-7285 Fax 06-6644-4894
(大阪市総合コールセンター/午前8時~午後10時 無休)
ホームページ 
http://www.city.osaka.lg.jp/yutoritomidori/page/0000009428.html

[展覧会インフォメーション]
かたちのちから 高度成長期の美術篇[大阪市立近代美術館コレクションを中心に]
◇会期: 平成22年4月29日(木・祝)~6月20日(日)
毎週水曜日休館(ただし5月5日は開館)
◇開館時間: 午前11時~午後7時(入館は午後6時30分まで)
◇主催: 大阪市立近代美術館建設準備室
◇観覧料: 一般 500円(400円)/高校・大学生 300円(200円)
(  ) 内は20名以上の団体料金。中学生以下、大阪市内在住で65歳以上の方(要証明)および障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料

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February 25, 2010

高知ワールド・ミュージック・ジャーニー with ピーター・バラカン、有田純弘&渡辺三郎

 高知市文化振興事業団と文化庁が主宰するレクチャーコンサート・シリーズ「ワールド・ミュージック・ジャーニーVol.4」が3月6日に開かれます。
 出演はピーター・バラカン、有田純弘、渡辺三郎(作/構成)をゲストに、「民衆音楽が大衆音楽になるとき」というテーマで、地元のフラット5(ジャズ)、グレイグース(アイリッシュ)、スウィングSAM(アコースティック・スウィング)、サウンド・キッチン(フォーク)、シンカン・バンド(カントリー/ロック)、そしてロンギング・フォー・ザ・サウスランド(ブルーグラス)らとともにアメリカ音楽の歴史と発展を紹介するもので、グラスミュージック・ワークショップの高知出張版となります(このワークショップ誘致に興味のある地方の方、渡辺三郎までfiddleandbanjo@nifty.comお問い合わせください!!)。
 コンサートは、ピーター・バラカンの司会進行で、有田純弘と渡辺三郎が地元のバンドとのセッションでアパラチアに閉じ込められていたスコッチ・アイリッシュ系のフィドルやバラッドが、南北戦争を境にアフリカ系のリズムやメロディーと出会うことによって次々と音楽が生まれ、ついにはエルビス・プレスリーによって世界にはじけるまでを楽しく紹介します。
●日時 2010年3月6日(土) 18:30開場 19:00開演
●会場 高知市文化プラザかるぽーと 小ホール
●入場料 全席自由 1,000円
●(問)高知市文化振興事業団 088-883-5071

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